ニュースアーカイブス 2011年11月
「YWCAフェスタin長崎-全国会員集会」報告(2011年11月30日)
11月26日~27日、長崎YWCA発祥の地である活水女子大学で、「YWCAフェスタin長崎-全国会員集会」を開催しました。全国から10代から80代までの200余人が集い、世界YWCA総幹事ニャラザイ・グンボンズバンダさん、台湾YWCAからのゲストも参加しました。
132年の歴史を持つ活水女子大学のチャペルで、ハンドベルの演奏と、東日本大震災の被災者への黙祷から始まった開会式では、被爆者からの証言・高校生平和大使の取り組み紹介・原子力発電所事故を受けた福島の状況報告がなされました。
基調講演でニャラザイ・グンボンズバンダ世界YWCA総幹事は、日本のYWCAの平和を求める活動を賞賛し、多くの女性が苦しみや問題に直面している世界で、YWCAが世界運動として変革を起こし、未来を描こうとするプロセスに、参加者一人ひとりが参加するよう呼び掛けました。
展示ブースや交流会では、日本各地からの参加者たちが出会ってにぎやかに交流し、日曜の朝には全員で礼拝の時を持ちました。 また、「女性が創りだす安全な世界」をテーマに7つの分科会が開催され、それぞれユニークな参加型ワークショップや活発なディスカッションを行いました。
今回の集会は、参加者一人ひとりにとって、長崎から福島へと思いをつなげ、「核」否定と脱原発への想いを新たにする機会であり、日本を含む世界で直面する課題に一緒に取り組んでいくことのできる勇気を得られる場となりました。
詳しい報告は、機関紙「YWCA」2012年2月号に掲載します。
緊急!! ヨルダン、ベトナム、韓国、ロシアとの原子力協定の国会承認を止めよう(2011年11月30日)
いますぐアクションを! 3日間しかありません(期限 12月2日!)
ヨルダン・ベトナム・ロシア・韓国と日本との原子力協定4件の国会承認について、本日11 月30 日に審議入り、 12 月2 日に衆議院を通過させたい政府の意向が、2011
年11 月28 日付のニュースで明らかになりました。 これが通過すると、原子力の輸出が実行されてしまいます。 ぜひ、ヨルダン・ベトナム・ロシア・韓国と日本との
原子力協定の国会承認を止めるよう、政府に私たち一人ひとりの声を届けましょう。
メッセージの送り方
サンプルメッセージをダウンロード、または自分の言葉で意見を送りましょう。
連絡先は以下のFax / 郵送 / メールです。メールの場合スパムとみなされたり、簡単に削除されてしまう可能性があります。できればFax か郵送をお勧めします。
サンプルメッセージをダウンロード(日本語)
サンプルメッセージをダウンロード(英語)
◆日本
野田佳彦 内閣総理大臣
〒100-8981
東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第一議員会館821号室
TEL: 03-3508-7141 FAX:03-3508-3441 Eメール:post@nodayoshi.gr.jp
田中 眞紀子 衆議院外務委員会委員長
〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1衆議院第一議員会館304号室
TEL: 03-3508-7302 FAX: 03-3508-3302 (Eメールなし)
◆ベトナム
グエン・フー・ビン 特命全権大使
Nguyen Phu Binh, Vietnamese Ambassador to Japan
〒151-0062
東京都渋谷区元代々木町50-11 日本駐在ベトナム大使館
FAX: 03-3466-3391 Eメール: vnembasy@blue.ocn.ne.jp
◆韓国
シン・カク・スウ 特命全権大使
〒160-0004
東京都新宿区四谷4-4-10 駐日本国大韓民国大使館
FAX: 03-3225-9103
Eメール:political_jp@mofat.go.kr (政務) economic_jp@mofat.go.kr (経済)
◆ヨルダン
ディマイ・ズヘイル・ハダッド 特命全権大使
〒150-0047
東京都渋谷区神山町39-8 ヨルダン・ハシェミット王国大使館
FAX: 03-5478-0032 Eメール:jor-emb@bird.ocn.ne.jp
◆ロシア
ミハイル・ミハイロヴィチ・ベールイ 駐日ロシア連邦大使
〒106-0041
東京都港区麻布台2-1-1 在日ロシア連邦大使館
Fax:03-3505-0593 (Eメールなし)
日本YWCAは「原発の輸出入をみんなの力で止めよう!」と呼びかけています。(2011年11月21日)
東京電力福島原発の事故を経験してもなお、日本政府および日本の原子力産業は 原発市場の拡大に力を注いでいます。日本YWCA は、こうした流れを止め、
地域コミュニティの生活が守られるよう各国政府に呼びかけます。 一次呼びかけ 2011年12月31日まで
今回は、2011 年10 月に合意確認がされた日本とベトナムの原発輸出入について、 中止を求める声を皆で届けましょう。 日本の国会承認はこれからで、ベトナム側も2016 年からの着工予定であり、 止める手立ては残されています。
要請文をダウンロートして印刷、又はご自身の思い・意見を手紙/メッセージにして、 以下の連絡先にFax / 郵送してください。メールの場合スパムとみなされたり、 簡単に削除されてしまう可能性があります。できればFax か郵送をお薦めします。
要望書(日本語)をダウンロード
要望書(英語)をダウンロード
<宛先>
◆野田佳彦 内閣総理大臣
〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第1 議員会館821 号室
FAX:03-3508-3441 E メール:post@nodayoshi.gr.jp
◆谷崎泰明 在ベトナム日本大使
Mr. Yasuaki Tanizaki, the Japanese Ambassador to Viet Nam
Embassy of Japan
27 Lieu Giai Street, Ba dinh District, Ha Noi, Viet Nam
Fax: 国番号84+ 4-3846-3043 (E メールなし)
◆グエン・タン・ズン ベトナム首相
Mr. Nguyen Tan D?ng, the Prime Minister of the Socialist Republic of Viet
Nam
16 Le Hong Phong Str., Ba dinh District, Ha Noi, Viet Nam
Fax: 国番号84 +80-48924 Email: toasoanwebcp@chinhphu.vn
◆グエン・フー・ビン 駐日ベトナム大使
Nguyen Phu Binh, Vietnamese Ambassador to Japan
〒151 東京都渋谷区元代々木町50-11 日本駐在ベトナム大使館
FAX: 03-3466-3391 E メール: vnembasy@blue.ocn.ne.jp
日本YWCAは「平和への権利国際キャンペーン」の呼びかけ人となりました。(2011年11月18日)
平和への権利について
「平和への権利を世界に~国際キャンペーンの意味~」
日本は憲法で平和的生存権を規定している世界でただひとつの国です。 この平和的生存権は、憲法9条と一体となって、日本の平和を維持する役割を果たしています。
平和的生存権を世界標準の人権にして、この権利をより実効性のあるものにして いきましょう。
平和憲法を持たない多くの国、紛争の絶えない地域にとっても、 国連で平和への権利が人権として認められるのは心強いでしょう。 将来、国際人権条約になれば、裁判で訴えることも可能になります。
日本でも、米軍基地や自衛隊の増強、東北アジアの軍事的緊張関係など平和へ逆行する動きがあります。 平和への権利はこのような動きを転換していく大きなきっかけになります。
(平和への権利 公式ウェブサイトより)
スペイン法律家 来日集会のお知らせ
平和への権利国際キャンペーンの中心を担ってきた スペイン国際人権法協会のメンバーが2011年12月に来日します。 日本各地で集会をおこない、国際キャンペーンの紹介と課題をみなさんにご報告します。
平和への権利宣言をよりよいものにするために、日本の市民からも 提案を行っていきましょう。
・名古屋集会 12月3日(土)午後1時~5時
会場 名古屋国際センター3階第2研修室
資料代 500円
連絡先 日本国際法律家協会東海支部事務局 052-961-0651(東海法律事務所)
・大阪集会 12月5日(月) 午後6時30分から
会場 エル・おおさか 南館101号室
資料代 500円
連絡先 日本国際法律家協会関西支部事務局 06-4707-8004(エヴィス法律会計事務所)
・沖縄集会 12月7日(水) 午後6時30分から
会場 那覇市八汐荘 大ホール
(沖縄人権協会第48回定期総会内行事として ※どなたでも参加できます)
資料代(未定)
連絡先 沖縄人権協会事務局 098-854-3335(那覇第一法律事務所)
・東京集会 12月10日(土)午後1時30分~5時
会場 明治大学リバティータワー1114教室
資料代 1000円
連絡先 日本国際法律家協会 03-3225-1020
各集会の詳細はこちら: http://www.right-to-peace.info
平和への権利国際キャンペーンを成功させるための カンパのお願い。
11月9日現在:54口、228,000円集まりました。
スペインからお二人の法律家を招き、移動、滞在、通訳などを含めると 約100万円必要です。
現在一口1000円のカンパをお呼びかけしています。
より一層のご協力をお願いいたします。
郵便振替口座
【口座名】 平和への権利・日本実行委員会
【口座番号】 00170-4-504739
ニャラザイ・グンボンズバンダ世界YWCA総幹事来日決定!長崎で公開講演会開催(2011年11月7日)
ニャラザイ・グンボンズバンダ世界YWCA総幹事の来日が正式に決定しました!
11月26日(土)~27日(日)の「YWCAフェスタ in 長崎」において公開講演会が実施されます。
講演会日時:11月26日(土)12:30~16:00(受付12:00~)
場所:活水女子大学(長崎市)
テーマ:「WOMEN CREATING A SAFE WORLD-女性が創りだす安全な世界-」
申込:日本YWCAに、お名前・連絡先・参加人数をお知らせください。
席に限りがありますので、お早目にお申込みください。
(TEL:03-3292-6121、FAX:03-3292-6122、E-MAIL:office-japan@ywca.or.jp)
ニャラザイ・グンボンズバンダ世界YWCA総幹事は、女性および子どもの人権の問題を専門とする、ジンバブエ出身の国際的に活躍する人権弁護士です。 特に女性に対する暴力、公正、財産権、性と生殖に関する権利およびHIVとAIDSの問題に注目しています。 国連、UNIFEMでの豊富な経験を経て、2007年に世界YWCAの総幹事に就任しました。 |