報告:「大間原発反対現地集会」
10July
報告:「大間原発反対現地集会」
「大間原発」建設予定地となった青森県大間町では、土地の買収に応じず建設予定地にログハウスを建てて土地を守ろうとした故・熊谷あさこさん、娘さんの小笠原厚子さんをはじめ、地元の人びとによる建設反対運動が続けられてきました。以下は、日本YWCA「核チーム」、函館YWCAメンバーの會津昭代さんからの報告です。
写真:あさこはうす・小笠原厚子さん
6月16日(日)青森県大間町で「第6回大間原発反対現地集会」が行われました。函館YWCAからは4名が参加、フェリーに乗り1時間30分かけて約20キロ先の大間へと向かいました。
会場である、大間原発の敷地に隣接する「大間原発に反対する地主の会・所有地」では、前日から2日間にかけて反核ロックフェスティバル「大MAGROCK(オオマグロック)」が開催中で、日本全国から約500人が集まりました。
「大MAGROCK」を中断して始まった集会では、大間原発反対運動をしている方々のスピーチの後、「大間原発建設断念、全原発の廃炉、そして六ケ所再処理工場をはじめとする核関連施設の廃止のために、われわれ一人一人が全力で行動する」との集会アピールを採択しました。
集会に続いて、大勢のミュージシャンと共に、会場入口から商業地・民家・大間町役場・フェリー埠頭までの道のりを「大間原発反対」「命を守ろう」等、シュプレヒコールをあげながらデモ行進をしました。
大間原発はプルトニウムを燃やす大変危険な原発です。建設を絶対に止めなければいけないという思いが、集まった大勢の人達との連帯によって一層強くなりました。
写真:柵の向こうは大間原発敷地・カメラとライトがこちら側を向いている