東日本大震災被災者支援 フォトボイス展示・報告会
1May
東日本大震災被災者支援 フォトボイス展示・報告会
フォトボイス(Photo Voice)とは、撮影者たちが各県でグループをつくり、安心できるその場で写真を見ながら語り合うことです。撮影者グループはそれぞれ複数回の語り合いを重ね、そのなかで語られた「声」(ことば)を集めます。
東日本大震災から3年目をむかえた3月11日(月)から同13日(水)まで、東京YWCAカフマンホールとロビーにて、被災3県の女性たちが撮影した約70枚の写真と「声」(ことば)の展示・報告会が開催されました。
3月11日は発災日であり、被災者支援プロジェクトの池上三喜子さんの開会あいさつによる「3.11メモリアル―あの日がはじまり―」が展示会場にて開催されました。会員の方がたを中心に、発災時刻の14:26分に多くの犠牲者に黙とうを捧げました。
また、被災地からの声として、写真のスクリーン投影と共に会場参加者に、「声」を読んでいただき、被災した方々の経験と気持ちを分かち合いました。福島、岩手から来た撮影者(フォトボイス・グループメンバー)お二人の当日からこれまでの経験や心情も聞き、被災地の状況や現地の方がたの気持ち、現在進行形の原発被災の状況に衝撃を受けました。
12日には仙台の撮影者も加わりました。13日は3県から別の撮影者たちが来て、夜、3人の話しを聞く報告会が開催され、尾崎個別に説明しましたが、震災や原発被災をリアルに感じ理解することができる、と大好評でした。皆さん熱心にアンケートを書かれました。「メディアと異なる視点の写真や声で、胸がつまりました」「テレビや新聞で震災のことが分かったつもりでいたが間違いだった」「多くの人に伝えてほしい」などの感想がありました。
主催:「東京YWCA被災者支援プロジェクト」
実施:東京YWCA被災者支援プロジェクト「会員グループあい」「フォトボイス・プロジェクト」
来場者数:約250名
フォトボイス・ウィークとして、東京YWCAのあと16日(土)まで、お茶の水女子大、東京駅八重洲口近くのパソナグループ本部ビルでも展示・報告会が開催された。