【カーロでスタディお楽しみ会開催!】
10月29日(土)、秋の「カーロでスタディお楽しみ会」を開催しました。
カーロでスタディの講師に加え、カーロふくしまを会場に毎月開催している、学生が作るみんなの居場所「にじぴあリビング」のメンバー4名もボランティア参加し、にぎやかで楽しいひとときとなりました。
今回はいつもと趣向を変え、台湾からの留学生林胤廷(リン・インテイ)さんを迎え、ミニワークショップも行いました。林さんと、台湾留学経験のあるスタディ講師が協働で考えた台湾紹介とミニクイズ、そして簡単な台湾華語でのご挨拶をみんなで練習しました。参加した子どもたちは、海外の方と交流する機会が少ないこともあり、最初は緊張していたようですが、林さんとマンツーマンで台湾華語で挨拶を交わしハイタッチすると、とても嬉しそうな大きな笑顔が溢れました。林さんも、来日して子どもたちと長い時間交流することは初めてとのことでしたが、鬼ごっこやゲームに興じ、楽しい時間を過ごしたようです。
また、いつものお楽しみ会では、子どもたちが慣れてくると走り回ったりかくれんぼをしたりと、カーロでは手狭さを感じていました。そこで、今回は広い会場をお借りしての開催となりました。スーパーボールを投げたり、鬼ごっこをしたり、またブロックやカードゲームで遊ぶなど、いつもよりも思い思いの時間を過ごすことができたようです。
年長の子どもたちは、ブロック積みを手伝ったり、行方不明になったスーパーボールを一緒に探したりと、さりげなく年少の子どもたちのサポートをしている姿が印象的でした。子どもたちは、最後には参加者同志が新しい友達となり「また一緒に遊びたいね」とニコニコしていました。
運営スタッフの学生たちは、走り回る子どもたちに体力が追い付かない、と息を弾ませながらも、嬉しそうにみんなが楽しめる場づくりを行っていました。開催前にはオンラインでの打ち合わせや、子どもたちへのお菓子やジュースのお土産作りも行い、協力しながら当日を迎えることが出来たのも、大きな収穫だったと思います。
お楽しみ会では毎回子どもたちの新たな発見があり、運営をカバーしてくれる学生たちのフットワークの軽さやアイディアに感謝するばかりです。カーロでスタディでは学習中心の時間を過ごしますが、広い空間で思いっきり遊ぶ日を設けることで、子どもたち・講師たちの新たな一面を知る機会にもなり、貴重な一日となりました。
「カーロでスタディ」は一般社団法人シビックフォースの協働事業として開催しており、また、今回のお楽しみ会開催にあたっては、一般社団法人全国食支援活動協会からご協力いただいた食料などをプレゼントとしてお持ち帰りいただきました。