【報告:「カーロふくしまおはなし会 タピオカ×SDGs ~大量消費の向こう側~」を実施しました】
2019年10月17日(木)、日本YWCA活動スペース「カーロふくしま」にて、福島大学行政政策学類教授の西﨑伸子さんを迎え、おはなし会「タピオカ×SDGs ~大量消費の向こう側~」を開催しました。
まず、持続可能は開発目標であるSDGsの基本を、YWCA機関紙2019年6月号の特集をテキストに学びました。今流行のタピオカミルクティーを通して、SDGsについて学ぶ「おはなし会」でした。タピオカの原料であるキャッサバは南米やアフリカ、東南アジア地域で主要穀物として愛されているそうです。しかし、タピオカの流行により生産の転記を迎え、大量の農薬散布などの問題も発生していることを知りました。また、食べ残しなどの食糧管理、プラスティックのカップやストローがもたらすゴミや海洋汚染問題、マイクロプラスティックから懸念されている人体への影響など、1杯のタピオカミルクティーがさまざまな課題に繋がっていることをあらためて認識しました。それらの課題をSDGsの17個の目標にあてはめ、生活の中で出来る環境保護、食料を大切にする意識を共有しました。SDGsは幅広い世代に認識されていますが、その一方で広報活動などにおいて莫大な収益をもたらすツールとして商業的に利用されている側面もあるなど、おはなし会を通し、さまざまな角度からSDGsを自分の生活に落とし込むきっかけとなりました。