ウクライナYWCAより:2022年6月~10月の支援活動についての報告
以下は、ウクライナYWCA会長のナタリーヤさんから届いた2022年6月~10月までウクライナYWCAが行った現地での支援活動についての報告です。
この期間に、ウクライナYWCAは、ウクライナの様々な都市に住んでいる女性たちを会員・非会員ともに積極的に支援しました。キーウ、ハリコフ、オデッサ、メリトポリ、クリヴィエログ、ズィトミル、ニコラエフ、オブヒフ、ニコラエフ、オブヒフの女性たちに、直接に経済的な支援を行いました。合計49人の女性が支援を受け、そのほとんどのは子どもを持つ女性です。また、国内避難民の女性や爆撃で家を失った女性のために、食料、建築資材、基本的な生活必需品を支援しました。
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ボランティア団体「Zhitimemo」(We will live=私たちは生き延びる)、団体「Warriors of the Light」、NGO団体「Korali」、衛生用品をクリニックに供給する団体「Mikhail Chaikin Group」に大きな支援を提供することができました。 これらの団体はボロディヤンカ地方に、食糧や必需品を輸送しています。同地方では、ロシア軍の占領後、ほとんどすべての住宅とインフラが破壊されており、多くの人が食べ物を調理したり、飲料水を購入することができずにいます。
ウクライナYWCAはまた、戦争で被害を受けた子どもたちや孤児が保護されているリハビリテーションセンター「Dzherelo」を支援するために資金を提供しました。また、「Zhitimemo」財団に資金援助を行い、同財団の会員が毎日温かい食事を高齢者に提供するように支援しました。
人道的支援(衣類や必需品の提供)を行っているNGO「Korali」に対して、ウクライナYWCAは貨物輸送費とガソリン購入費用を支援しました。また、ウクライナYWCAの会員を対象に、身体由来セラピーという手法を用いて危機的状態から回復するための2日間のトレーニングが行われました。
ウクライナYWCAは、このような困難な時期にウクライナの女性に支援を寄せてくださった皆様に感謝申し上げます。