【パレスチナJAIから】バティールでオリーブの木キャンペーンによる支援対象の畑が襲撃され、協賛により植樹されたオリーブの木が根こそぎ倒される
2022年6月21日、パレスチナのJAI(東エルサレムYMCAとパレスチナYWCAによるJoint Advocacy Initiative)(リンク:https://www.jai-pal.org/en/)より以下のような情報が共有されました。
JAIは、ベツレヘム地域西部のバティール村のパレスチナ側の土地に建設された「ハル・ジロ」コロニー(イスラエル人入植地)の入植者が、ムアマル家所有のパレスチナ人の畑を攻撃したとの連絡を受けました。
この畑は約10,000平方メートルで、Ahmad MuammarさんとMohammad Muammarさんが所有しています。入植者たちは羊の放牧地を作る目的で近隣の地域と行き来するためと主張し、ブルドーザーで幅5-6メートルの道路を敷きましたが、目的は明らかに新しい入植者の前哨基地を建設することです。
イスラエル人入植者は、畑から250本のオリーブの木を破壊し、根こそぎ撤去しました。そのうち150本は、「Keep Hope Alive – Olive Tree Campaign」のオランダのパートナー「Plant een Olijfboom」を通じて支援されたものです。
私たちJAIは、ソーシャルメディアや外務省、国会議員に手紙を送るなどして、パレスチナの農民たちを支援し、より多くのオリーブの木を提供し、「Keep Hope Alive – Olive Tree Campaign」を通じて、連帯と支援の行動を継続するよう呼びかけています。そうすることで、パレスチナの土地を守り、パレスチナの農民の不屈の精神を高め、より良い未来への希望を失わないようにすることができるのです。
農民とその土地への攻撃は止めるべきです。