イスラエルによる西岸地区併合計画に対する声明
(2020年6月29日)
イスラエル政府が7月1日にも実行するとしている、占領下にある西岸地区の一部を併合する計画は、グテーレス国連事務総長が2020年6月23日の国連安全保障理事会への報告で「もっとも重大な国際法違反」と指摘しているとおり、国際法やこれまでの協議・合意を無視した、正当化しえない暴挙です。
日本YWCAは、平和を求める運動体として、また2035年に向け「正義・ジェンダー平等・暴力と戦争のない世界」の実現を目指す世界YWCA運動の一員として、パレスチナYWCAが常に発信し続けてきた、占領の終結、正義ある平和の実現への呼びかけを支持しています。
日本YWCAは、日本政府に対し、西岸地区併合に反対する明確な意思表示を速やかに行い、イスラエル政府に対し撤回を働きかけるよう強く求めます。