ニュースアーカイブス 2011年2月
第55回国連女性の地位委員会(CSW55)参加報告(2011年2月28日)
2011年2月22日~3月4日、ニューヨーク国連本部にて、第55回国連女性の地位委員会(United Nation Commission of
Status of Women、CSW)開催されている。今回のテーマは、「教育、訓練、科学、技術への女性・女児のアクセス及び参画(完全雇用とディセントワークへの女性の平等なアクセス促進を含む)」。
各国政府代表による公式会議が行われる一方、世界各国からNGOは、その協議に自分たちのメッセージが反映されるよう、各国政府にロビーイング行う。その他、国連本部の周辺の建物では、朝から夕方まで、300近くのパラレルイベント(シンポジウム、ワークショップ等)が開催されている。
今回のCSWには、YWCAからは、世界YWCA総幹事とアフリカ・中東地域担当スタッフ(ともに元国連職員)、世界YWCA運営委員会から3人、CSW55インターンが2人、その他、カナダ、オーストラリア、フィンランド、韓国から総幹事、会長、副会長、職員等総勢30名が集まり、YWCA
CSWチームとして、YWCAのステートメントを持ってロビーイング活動を行ったり、各種パラレルイベントで発表等を行った。
日本からは、小山千優(横浜YWCA会員)、吉田亜希(札幌YWCA運営委員)、福嶋由里子(京都YWCA/日本YWCA運営委員)が参加した。
日本からの参加者による報告(日付けをクリックすると詳しい報告書PDFが読めます)
【第1日目】2月20日(日) |
Ecumenical Women’s Orientation for CSW |
【第2日目】2月21日(月) | World YWCA Advocacy Training |
【第3日目】2月22日(火) | Opening session、 Investing in Peace、 Violence against the Girl Ghild、 Engaging Young Women、 Young Women’s Caucus |
【第4日目】2月23日(水) | Integrating VAW in HIV Responses、 Education and Training: What Do Gender, Race,Class Have To Do with it? |
【第5日目】2月24日(木) | Helvi Sipila Seminar、 Mentoring Young Women for Leadership Through Partnership、 Young Women’s Caucus、UN Women Launch Event |
【第6日目】2月25日(金) | Where Buying Sex is illegal、 Uniting Against Violence、Women and Education in Asia、 Women and Education in Asia、CSW NGOブリーフィング |
【第7日目】2月28日(月) | Allies: How Public-Private Collaborations Can Combat Child Sex Tourism Empowerment of Women in Rural Japan Intergenerational Learning and Conversations on Education for Girls: A Tool for Empowerment |
【第8日目】3月1日(火) | Gender Based Violence and the South Asian Migrant Women Asia Pacific Women’s Watch Caucus Young Women’s Caucus |
【第9日目】3月2日(水) | Visit to Brooklyn YWCA |
【第10日目】3月3日(木) | Worship Women, Education and Peace Building Implementing UNSCR 1325 Human Trafficking, Exploitation, and Abuse of Sex Workers: Suggested Remedies Young Women’s Caucus CSW 55 NGOブリーフィング第2回 |
BBC英国放送協会の被爆者への配慮に欠けた番組放送に対する抗議運動に参加してください(2011年2月14日)
BBC英国放送協会が、広島・長崎で二重被爆に遭った山口彊さん(故人)について、2010年12月放送のクイズ番組「QI」で取り上げ、被爆という痛みへの配慮や核に対する認識に欠けた番組の姿勢が明らかになりました。
日本YWCAでは抗議文を送るとともに、BBCに向けた抗議運動を広く呼び掛けています。ご賛同いただける方は、下の英文要望書にご署名いただき、BBC
英国放送協会へFAX、あるいは郵送でメッセージを届けましょう!
(抗議文和訳)
私たちはBBCに対し以下のことを求めます。
・BBCはこの問題に対して、在英日本大使館の抗議を受け番組制作会社とともに謝罪したとあります。
広島・長崎で被爆した英国人も含む世界の被爆者の実相と、現在も核ビジネスや劣化ウラン弾などの新型核兵器によって生み出され続けている世界の被爆者に目を向け、これからは配慮の行き届いた放送をされることを求めます。
・被爆の実相についての理解を英国市民へ広め・深めるべく、長崎市長がBBCへ送った山口彊さんを取り上げたドキュメンタリーDVDを放送することを求めます。
BBC英国放送協会に対する抗議文はここからダウンロードできます。→ 多くの皆様の署名参加をお願いします。 |
あて先
BBC本社:To Mr. Mark John Thompson, Director-General of BBC
BBC Worldwide Limited, Woodlands, 80 Wood Lane, London, W12 7TQ, U.K.
日本法人 :BBCワールド ジャパン株式会社
〒107-0052 東京都港区赤坂4丁目9-17 赤坂第一ビル7F
FAX 03-5414-0480
日本YWCAがBBCに送付した抗議文はこちらから読めます→
お問い合わせ
日本YWCA
ビジョン2015推進委員会
ひろしまを考える旅委員会
担当:仁田、根岸