【イベント情報】第4回おしゃべり会「信仰とジェンダー/セクシュアリティ」
28Oct
【イベント情報】
第4回おしゃべり会「信仰とジェンダー/セクシュアリティ」
第4回おしゃべり会「信仰とジェンダー/セクシュアリティ」の参加者を募集します。
「信仰ってなに?現代の生活にどう結びついているの?」「宗教のことはあまり詳しくないかも…」という方も多いのではないでしょうか。実は、多様性が重要視されている現代社会で大事な要素がキリスト教には詰まっています。例えば、Black Lives Matterやフェミニズム運動などの中心にある「人権」という概念はキリスト教に由来する考え方なのです。すべての人に認められる権利だと、やっと当たり前のように叫ぶことができるようになった「人権」。2000年以上も前から唱えられていたなんて、驚きですよね。しかし、多様なジェンダーやセクシュアリティのあり方に厳しく、キリスト教を信仰するコミュニティがジェンダーやセクシュアリティの規範から外れた人たちを排除してきた歴史もあります。そこで、キリスト教の中でジェンダーやセクシュアリティがどう描かれ、どのように捉えられてきたのか、また私たちがどのように考え行動していくべきかを学びたいと思います。
今回は、キリスト教の一派である日本聖公会で司祭をされている後藤香織さんをお招きして、キリスト教信仰とジェンダー・セクシュアリティについての講演を行います。8月から毎月1度開催してきたおしゃべり会も、今回でラストということで、他ではなかなかお聞きできない講演に、是非ふるってご参加ください。多様性が謳われる時代に、改めて人権について、ジェンダーやセクシュアリティについて考えることはとても重要です。
ぜひユースだけのセーフ・スペースで一緒におしゃべりしながら考えてみませんか?どうぞお気軽にご参加ください。
◆日時
2020年11月12日(木)19:00~21:00
**「もっと喋りたい」という方がいましたら、21:00~21:30まで希望者は自由におしゃべりすることが出来ます。
◆開催形式
ウェブ会議システム「Zoom」
パソコン、タブレット、スマートフォンなどで利用可能なアプリです。タブレット・スマートフォンで参加される場合は、あらかじめzoomアプリのダウンロードをお願いします。
zoomの利用に不安のある方は、申込時にご相談ください。
◆対象
35歳以下の方なら誰でも(ユースが安心して自由に考え、発言ができるように年齢制限を設けています)。また、35歳の方は「オブザーバー」として5名まで参加を受け付けます。
◆定員
30名(35歳以下の方25名、35歳以上の方5名)
*先着順となります。確実にご参加できる方のみお申し込みください。参加できる人数に限りがあるため、キャンセルされる場合は11月8日(日)までに必ずお知らせください。
また、お申し込みされた方には、前日までにZoomのリンクをお申し込み時のメールアドレスにお知らせします。ご確認のほど、お願いいたします。
◆参加費
無料
◆スピーカー
アンブロージア 後藤 香織 さん
<プロフィール>
日本聖公会司祭。
セクシュアリティは、トランス女性、バイセクシュアル/クロスオリエンティッド/ホモロマンティック。
宮城県仙台市生まれ。東北学院大学法学部卒業、聖公会神学院中退。名古屋聖マルコ教会牧師・愛知聖ルカ教会牧師・可児聖三一教会管理牧師。名古屋拘置所教誨師。
◆タイムテーブル
18:45~19:00 開場
19:00~19:10 オープニング:趣旨説明、タイムテーブル説明、セーフスペースルール説明
19:10~20:10 第1部 後藤香織さんによる講演
20:10~20:40 第2部 小グループで意見交換
20:40~20:55 第3部 全体会・質疑応答
20:55~21:00 クロージング:参加者アンケート
◆申込方法
メールまたは申込フォームよりお申込みください。
メール申込の場合、日本YWCA(office-japan@ywca.or.jp)まで、
①お名前(ZOOMの表示名)、②メールアドレス、③年齢、④ご所属(あれば)、⑤お住まいがある都道府県、⑥講師にお聞きしたいご質問やお悩み、⑦その他ご要望やご質問(あれば)をお知らせください。
【お問合せ・申込先】
公益財団法人日本YWCA(担当:山口・小笠原)
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台1-8-11 東京YWCA会館302号室
Tel: 03-3292-6121 Fax: 03-3292-6122 E-mail: office-japan@ywca.or.jp
「おしゃべり会」について・・・
今年の日韓ユース・カンファレンス実行委員会では、8~11月にかけて、月1回(全4回)のペースでオンラインでの「おしゃべり会」の開催を企画しました。幅広いジェンダーの課題の中でも、特に労働とSRHR(性と生殖の健康と権利)を切り口にした連続講座です。全体を通して包括的に学びを深めるも良し!自分が気になるテーマにだけ少し顔を出してみるも良し!の内容になっています。
互いの意見を尊重しながら、自由に、そして安心して語ることができるセーフ・スペースを設けることで、一緒にジェンダーについて考え、理解を深める仲間を増やすことが目的です。全4回を通して、「なんかおかしいよね」という気付きを大事に、一緒にジェンダーの問題について考える機会を設けました。
第1回 産婦人科医と考える!低用量ピルと働き方(8月23日)
第2回 「逃げ恥」から考える家事労働~家事やケアワークをしてるのは誰?~(9月17日)
第3回 労働環境から考えるLGBTQと性差別(10月15日)
第4回 信仰とジェンダー/セクシュアリティ(11月12日)