第65回国連女性の地位委員会(CSW65)にステートメントを提出しました
日本YWCAは、2021年3月15日~26日に開催される第65回国連女性の地位委員会(CSW65)に対してステートメントを提出しました。CSWとは、毎年3月、米国・ニューヨーク国連本部で開催される国連女性の地位委員会(UN Commission on the Status of Womenの略)で、各国政府や国連の代表者が世界中の女性の状況と、その状況改善のために必要な行動を協議・決議する場であると同時に、数千のNGO参加者が集う国連会議です。
2019年7月、国際連合経済社会理事会(ECOSOC)の協議資格を取得して以来初めて、日本YWCAとして提出したステートメントとなります。
CSW65のテーマは「ジェンダー平等と女性と少女のエンパワメントに向けた、公的空間における女性の完全かつ効果的な参加と意思決定、および暴力の撤廃 (Women’s full and effective participation and decision-making in public life, as well as the elimination of violence, for achieving gender equality and the empowerment of all women and girls)」。ステートメントでは、以下を含めた点に関する指摘、および国連や各国政府への要望を行いました。
・若い女性、特に周縁化された若い女性が意思決定に参加すること。
・女性は、原発や軍事基地、新型コロナウイルスの影響を偏って受けるため、それらの問題に関する決定に女性、特に若い女性や少女の声を反映すること。
・意思決定機関における女性の割合が低い背景に、アンコンシャス・バイアスが関係していること。
CSW65に提出した日本YWCAのステートメントは以下からご覧いただけます。