世界一危険な浜岡原発、再稼働は絶対にさせないという声が静岡県内で大きなウエーブに!
16April
世界一危険な浜岡原発、再稼働は絶対にさせないという声が静岡県内で大きなウエーブに!
2014年2月14日、中部電力が、東日本大震災による福島第一原子力発電所事故を受けて停止されていた
静岡県・浜岡原子力発電所の再稼働を申請しました。これに対し静岡YWCAは、県内の団体とともに反対の声を上げています。以下、静岡YWCAのメンバーから寄せられた報告です。
静岡県にある浜岡原発の事故を恐れ再稼働を反対しているグループや団体が、がっちり繋がって声を上げています。地震の震源域の真上に位置し、福島第一原子力発電所事故よりずっと前から「世界一危険」と言われている浜岡原発。福島の事故後政府の要請で運転を止められましたが、中部電力は多額の費用をつぎ込んで、津波対策の防波壁などを完成したとして、今年2月14日に新安全基準(実質的には再稼働)審査の申請を出しました。
黙っていられなかった有志はこの日、中部電力静岡支店に出向き抗議をしました。もし、防波壁で津波被害が防げたとしても、地震による原子炉の地盤が崩れる被害は防げない、そして事故が起きたときの避難計画が全く立てられないのです。中部電力は責任が取れるのですか?御社の計り知れない被害は想定できないのですか?
福島の事故から3年で全国に呼びかけられた原発ゼロデー、静岡では3月9日、静岡YWCAを含む10の団体で実行委員会を作り、ロックのライブや、コスプレコンペ、パレードなどをにぎにぎしく行いました。ステージで堂々とこの日のアピールを読み上げてくれたのは、モヒカンスタイル鮮やかなK君、翌日の新聞を飾りました。
3月11日は静岡YWCAを含む県下43団体の連名で、中部電力には再稼働申請に対する抗議、県知事には浜岡の再稼働を認めないように要請をしました。県内の反原発団体で交流会を開き、MLや世話人会で一つにまとまった結果で意義のある行動です。お茶農家の団体や、子どもの未来を心配するママたちのグループも連なってくれました。又、県下3か所の原発ゼロデーのアピール文も共に届けました。
静岡県の反原発交流会は、連絡会に発展する予定で、大規模な「浜岡原発再稼働にNO!」の新署名を展開する動きが始まっています。
一昨年の7月より静岡市で毎週続けている「再稼働反対アクション@静岡」はこの6月に100週となり、記念にフリマやライブなどいろいろな人が参加できる楽しいイベント企画中です。静岡YWCAは得意のオリジナルパウンドケーキのお店を出して盛り上げたいと相談しています。官邸前の金曜アクション地方版は静岡県内10か所で様々な形で行われています。