札幌YWCAのY’s Cafeで防災講座を実施しました!
14Feb.
札幌YWCAのY’s Cafeで防災講座を実施しました!
「火の用心~!」皆さんの地域では、冬の風物詩 夜回りはありますか?
冬と言えば防災。そして震災から丸2年が経とうとしている今、札幌YWCAでは気を引き締めて、運営するカフェでの災害時の対応について1月23日に講座を開催しました。
札幌YWCAからの声をお届けします。
講師の池上三喜子さん(右) | コップ、ティッシュ、アルミホイル、サラダ油でできる即席ランターン |
札幌YWCAでは、東日本大震災後、身近な職場や家庭等の防災を見直すことになりました。特に、札幌YWCAがテナントとして入っている北海道クリスチャンセンターのビルは、公的避難所になっていますので、私たちは避難する立場と同時に避難してきた方々を受け入れる立場でもあります。その時が来ないことを望みながら、しかし出来る限りの備えをすることにしました。
講師の池上三喜子さんは東京YWCAの会員であり、防災の専門家でもあります。この度、札幌市の依頼を受け、また、日本YWCAの人材派遣プログラムの一環として、札幌YWCAに講師として派遣されました。
札幌YWCAは、地域の皆様の情報交換と交流を目的としたカフェをボランティアで運営しています。
今回の講習では、カフェでの災害対応についてお話をうかがいました。ボランティアといえども、その時には、お客様の安全と誘導が最優先されます。非常口の確保、非常口を日ごろからお客様に確認していただく方法、家庭で常備されているものを使っての簡単に作成できる「明かり」とり、煮炊きに必要な火力の確保など、多方面にわたる知識を得ました。
また、子どもたちを対象とした「地域の防災マップを作成するワークショップ」という実践的な防災教育のアイディアもうかがい、とても充実した時間でした。
今回は、カフェを中心に実施しましたが、次回は地域に対象を広げて行いたいと考えています。