『世界YWCAによる若い女性主導のフェミニスト・コンサルテーション方法論ガイド』日本語版発行!
「リサーチャーの最も重要な責任のひとつは、参加者と彼らのコミュニティを守ることです」
(本文21ページより)
社会の中に存在するジェンダー不平等や家父長主義の構造を指摘し、変えていくためには、現場の女性たちの声を聞き取る社会調査・リサーチが大きな鍵となります。
しかしながら、既存の社会調査の多くは、当事者の女性たちを調査対象として一方的に扱い、その尊厳や主体性をないがしろにしてしまうことがあります。
この「フェミニスト・コンサルテーション方法論」では、「パワーを再配分して女性と若い女性の手に戻す」ことを重視した社会調査の方法論を具体的に解説しています。
調査の計画・目標設定、予算の立て方、参加者とのコミュニケーション、安全の確保、調査結果の振り返りなどの詳説に加え、すぐに使用できるテンプレート、関連用語集も掲載。
ジェンダー研究に携わっている方、これから関わろうとしている方、女性・若い女性のエンパワメントの実践に興味のある方、ぜひお手に取ってください。
A4 フルカラー・182ページ 2900円(国内送料込み)
本書の日本語訳は、東京YWCA・国際語学ボランティアズILVのご協力により作成されました。