世界YWCA会長、会計役員が来日し日本YWCAを訪問 !
8Nov.
世界YWCA会長、会計役員が来日し日本YWCAを訪問 !
2013年10月10日、世界YWCA会長デボラ・トーマス・オースティンさん(トリニダード・トバゴ)、会計役員キャロライン・フラワーズさん(米国)が日本YWCAを訪問しました。
左から、デボラ・トーマス・オースティン世界YWCA会長、 俣野尚子日本YWCA会長、キャロライン・フラワーズ世界 YWCA会計役員、横山由美子日本YWCA副会長 |
軍港・横須賀を訪れる |
軍港・横須賀を訪れる
オースティン会長、フラワーズ会計役員は、特に米軍基地
問題に関心を持って日本を訪れました。今回の訪問では、
ヨコスカ平和船団・非核市民宣言運動ヨコスカの方の案内
のもと、原子力空母ジョージ・ワシントンの母港でもある
横須賀港を訪れました。
横須賀では、米軍基地に占有される海岸とそこに停泊する
軍艦を目の当たりにしました。また、地元で生まれ育った
方から、基地による地域への影響、基地を受け入れること
によって米軍が攻撃する地に対して加害者となる辛さなど
を聞きました。
日本YWCAとの懇談、福島・沖縄の状況を伝える
東京YWCA会館での交流会では、福島YWCA、沖縄YWCA
から、東日本大震災・東京電力福島第一原子力発電所事故に
よる被災地の女性たちの状況、沖縄の米軍基地の状況につい
ての報告がなされ、また、日本YWCAの活動、東京YWCAや
横浜YWCAの活動について報告がありました。
オースティンさん、フラワーズさんは「現地で関わって
いる人からお話を聞くことができ、問題をより深く理解す
ることができました」と語りました。また、基地問題に関
しては、「日本だけの問題ではなく、軍事基地のあるすべ
ての国に関わりがあります。これは、『女性に対する暴力
の撤廃』という世界YWCA全体の課題に関わる問題です」と
して、今後のさまざまな国際会議などの機会で日本YWCAか
ら世界YWCA運動全体の課題として基地問題を発信していく
よう求めました。
日本YWCAは、米国YWCA、世界YWCAとの連携をさらに
深め、米軍基地問題をはじめ女性に対する暴力の課題に取
り組んでいきます。