私たち女性は秘密保護法案に反対します
15Nov.
私たち女性は秘密保護法案に反対します
日本YWCAは他の女性団体と協働して、秘密保護法案に反対するための要請文の賛同と、緊急女性行動を呼びかけます
要請文
私たち女性は秘密保護法案に反対します。
安倍内閣が臨時国会に提出した秘密保護法案は、民主主義とあいいれないものであり、
私たち女性は同法案に反対し、廃案を求めます。
この法案は、「何が秘密かも秘密」「国民監視法」といわれ、
政府の勝手な判断でいくらでも秘密の範囲を広げ、公務員や家族、
女性運動や市民運動にも監視の目を張りめぐらす、非常に危険な内容です。
同法案が、9条改憲、「国防軍」創設、集団的自衛権行使などの動きと
一体にすすめられていることにも警戒せざるをえません。
「徴兵は命かけても阻むべし母・祖母・おみな牢(ろう)に満つるとも」
(石井百代、「朝日歌壇」)――「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こる
ことのない」(日本国憲法前文)よう誓った私たちは、
戦争準備の動きを見逃すことはできません。
私たち女性は、秘密保護法案の廃案をつよく求めます。
2013年11月12日
【賛同呼びかけ人】(12日現在)
藤原真由美(日本弁護士連合会秘密保全法制対策本部事務局次長)
俣野尚子(日本YWCA会長)
澤地久枝(作家)
要請と緊急行動にご賛同ください。一次受付18日(月)まで
(日本婦人団体連合会 TEL03-3401-6147 FAX03-5474-5585)
お名前(ご所属)を、ご連絡ください。