【パレスチナ支援のお願い】ジェニンより…“ナクバ”は続いている
1948年の“大惨事”ナクバ以来、パレスチナ人は毎日のように殺傷、苦難、包囲、投獄、検問、家屋の破壊を目撃してきました。
2023年7月3日、イスラエル軍によるジェニン難民キャンプとその周辺への攻撃は48時間続き、さらなる死傷者、損害、キャンプから逃れる何千人もの避難民をもたらしました。
空爆と地上侵攻による攻撃により、市内の水と電気の供給は、ほとんど絶たれました。また、イスラエル軍はパレスチナ人の道路や家屋をブルドーザーで破壊し、救急車が負傷したパレスチナ人を助けるのを妨げました。
イスラエル占領軍は難民キャンプ、さらには病院、教会、モスクにまで発砲し、侵攻を報道するジャーナリストを攻撃しました。
パレスチナ人500家族以上、3,500人以上が、家が破損または破壊されたため、あるいは安全上の懸念から、国内避難民となりました。
国内避難民は、政府庁舎、ホテル、モスク、教会、政府病院、親戚の家、あるいは周辺都市に滞在しています。
ジェニンは人口密度の高い地域で、約0.42平方キロメートル(0.16平方マイル)の土地に14,000人以上のパレスチナ人が詰め込まれて暮らしています。
パレスチナ保健省(MoH)は、侵攻開始以来、ジェニンで子ども5人を含む12人のパレスチナ人が死亡したことを確認しました。さらに、少なくとも143人が負傷し、そのうち少なくとも20人が重体であると報告されています。
国際法、国際人権法、ジュネーブ第4条約によれば、イスラエルにはパレスチナの都市を侵略する権利はなく、その戦争犯罪の責任を問われなければなりません。
パレスチナYWCAは、ヨルダン川西岸地区の17の人権・女性関連機関からなる「女性に対する暴力と闘うパレスチナNGOフォーラム」のメンバーです。
同フォーラムは、ジェニン難民キャンプの女性と子どもたちに「心理的・救護支援」を提供するキャンペーンを開始し、その中には、主に家を破壊され、家を離れることを余儀なくされた人たちのための「家族と女性のためのセーフティバッグ」も含まれています。
50米ドル(約6,900円)につき、女性や子どもに関する基本的なニーズが含まれている「セーフティバッグ」一つを届けることができます。
ジェニン難民キャンプの女性と子どもたちへ、より多くの支援を届けるべく、寄付をお願いします。
寄付方法
①クレジットカードによるご寄付の場合はこちら:
寄付金額「その他」でご寄付金額の入力が可能です。
・「セーフティバッグ」1個相当:6,900円
または
・任意の金額を入力/選択
②郵便振替の場合:
郵便振替 00170-7-23723 公益財団法人日本YWCA
※通信欄に「パレスチナYWCA支援募金」とご明記ください。