【読みもの】全国のYWCAにバーチャルでこんにちは!⑫熊本YWCAのご紹介
全国23の地域YWCAとみなさんを繋ぎ、活動紹介や会員の近況報告を行っている「バーチャルde地域YWCA訪問」。折り返しとなった12回めは、6月25日(土)、元気いっぱいの熊本YWCAからお送りしました。
熊本YWCAは1964年に創立され、今年で58年めを迎えます。古くから留学生問題に取り組み、リサイクルバザーを定期的に開催し、留学生の生活支援、奨学金の提供を行っています。その姿勢は今も続き、ユースが中心となって運営されるコスモポリタン、国際、ジェンダー、広報、カフェの各委員会、小学生対象「なかよしクラブ」、災害支援、LGBTQ+のセーフスペース「からふるペース」など多様な課題に焦点をあてながら、多岐にわたって活動を行っています。
(左の写真は:小学生対象「なかよしクラブ」の様子)
今回は堀綾夏さんが現地からさまざまな活動報告を届けてくださいました。
大きな活動のひとつに「福島&熊本キッズ春のわくわくキャンプ」があります。毎年春に熊本で開催され、福島と現地の子どもたちが自然体験や交流を楽しむこの会は、今年で8回めを迎えたそうです。キャンプの様子を動画でご紹介いただきましたが、全国のYWCA会員や地元ボランティアの皆さんの温かい協力のもと、共に楽しい思い出を育む様子が伝わってきました。
また、熊本県南部豪雨災害で被災した人吉地区の農家の皆さんと、有機無農薬栽培でお米を育てる「米米クラブ」という取り組みも今年で2年めとなりました。昨年収穫したお米は熊本YWCAでも取り扱っていますので、ぜひご賞味ください!
そして、熊本YWCAと言えば、拠点は2階建てプレハブハウスです。ここでは水曜日から土曜日まで「ぷれはぶCafé」を開催。日替わりで提供されるこだわりランチは全てハラールで、ベジリアンにも対応もできる身体に優しいメニューです。毎月、留学生を含む外国人が故郷の料理をプロデュースする「ワールド・カフェ」も開催。食を通した居場所として、定着してきているようです。
今回の訪問は、ちょうど英語カフェの開催日で、英語を勉強中の元気いっぱい笑顔の皆さんが集まり、一言インタビューを伺うことも出来ました。
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熊本YWCAはユースが主体となった活動を通して、女性がもっと自由に活躍できる社会の実現を目指し日々活動しています。
ぜひみなさんも応援よろしくお願いします!